海水水槽の底砂のコケ対策は「マガキガイ」の一択

2021年04月13日海水水槽の世界

水槽を長い期間楽しむためには、「コケ」とどうやって付き合っていくかが大きな課題だと考えています。それは、海水、淡水に関わらず、だと確信しています。個人的には、コケ自体がそれほど気にならないのですが、生前、妻が「コケのある水槽なんて・・・」とぼやいていたし、娘達は今だに我が家を訪れると「コケが酷いね〜」と騒ぎます。ただ・・・

コケの発生を完全の止める方法はない!(本投稿記事公開時)

薬品を使えば、抑制はできるのかもしれませんが「完全に発生しない」状態にすることは不可能であるという理解です。

それでも、少なくする方法はあるわけです。当然ですが、コケの発生原因であるリン酸塩、珪酸塩、硝酸塩等を極力少なくすることはできるし、掃除することでも抑制できる・・・ただ、一度発生してしまうとなかなか厳しい・・・

水槽の壁面であればコケ掃除をすれば、一時的にはコケの見えない水槽にはなるのですが、我が家のように底砂を投入していると、その砂に発生するコケは、結局は砂をかき混ぜてコケ掃除をすることになるので、生体への悪影響が気になります。

と、前置きが長くなりましたが・・・我が家の海水水槽の底砂に発生するコケ対策は、マガキガイの投入ということで解決しました!(コケが完全になくなることはありませんが・・・)ナマコとかヤドカリとか、その他の生体で対策される方もいらっしゃるようですが、我が家はマガキガイの一択です。

マガキガイ
マガキガイ

理由は・・・当然、その効果が確認できることと、何と言っても見ていて楽しい!(娘達には、評判が悪いですが・・・)時には底砂に潜っているし、ある時には目玉を出して様子を探っているし。ただ、一晩で相当量の底砂を食べて!?くれる。

90cm 程度の水槽であれば、3〜5匹が推奨のようですが・・・もう少々、投入しても良さそうです。ちなみに我が家の「120cm x 60cm x 60cm 水槽」には、10匹のマガキガイを投入しました。最初は5匹から様子を見て、不足しているようなので、更に5匹を投入しました。

それにしても・・・マガキガイって、どうやって水槽内で長生きさせるんだろう・・・ちょっと研究が必要です。

【追記:2021年4月14日】
マガキガイに関しては、本投稿記事で記述したように「底砂のお掃除屋さん」的な導入が一般的なようですが、見ていて楽しい生体です。マガキガイに関しては、「マガキガイの飼い方」というウェブサイトがあるので、参考にして欲しいと思います。