ハーバード大学をベースにした「食」に関する参考書2冊を購入

2020年03月28日自炊のための知識

以前から学歴だとか○○大学講義とかに振り回されることはないのですが、かなり気になって購入した「食」に関する参考書2冊がたまたまハーバード大学が深く関わっていました。理論武装!?した内容で、「食」に関する本としては、かなり読み応えがある参考書です。

ハーバード大学と関連している参考書
ハーバード大学と関連している参考書

2冊とも、レシピよりも理論武装を重視しているので、かなり説得力がありますが、ハーバード大学がベースになっているのですが、作者の主張が微妙に違っているのが興味深いのですが、どちらも説得力があります。

食べる投資

食べる投資 - 満尾正著
食べる投資 – 満尾正著

最初は、満尾正著「食べる投資(アチーブメント出版:2019年12月)です。出張途中の立ち寄った本屋の書棚に並べてあった本です。副題として「ハーバードが教える世界最高の食事術」を謳っていて、著者の満尾正氏は医師です。

立ち読みのように、パラパラと中身を確認して「即買い」してしまった・・・理由は簡単で、レシピ本と言うよりも、理論武装している本であったから。

最近、ちょっと「栄養学」という学問があることを知って、本書の著者が「本当に正しい栄養学の知識」が、幸福をもたらすと紹介していることは、かなり興味を持ちました。

本文中には「食べる投資」という視点と「食べない投資」という対局の視点が詳細に記述されていて、主題は「栄養学に裏付けされた「食」を実践することで、健康資産を積み上げる」ということらしいのです。

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 - 津川友介著
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 – 津川友介著

2冊目は・・・「本当に健康に良い食品は5つしかない」という主張を貫いている参考書、津川友介著「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」(東洋経済新報社:2018年4月)です。

著者の津川友介氏は、ハーバード大学で修士号、博士号を取得している医療政策学者だそうなのですが、私個人としては「医療政策」という領域を知りません。

ただ、内容はかなり衝撃的ではあるのですが、説得力があることは間違いありません。多くの論文を集約すると、5つのグループに分類することが出来るとしています。

以前、亡き妻が在りし日に、「健康的な食事」とか「がんに勝つための食事」とかのタイトルに惹かれて、随分と多くの参考書を購入しましたが、それぞれに主張されている内容が違っていて・・・どうも信じられない内容が多かった・・・

そころが、この本は、終始「長生きするための食事」を語っていることに注目しています。

まとめ

まだ全ての内容を読了していないのですが、どちらの本も「日本において、医学生が栄養学を学ぶ機会が少ない上に、食に対する積極的な姿勢に欠ける」という視点があります。これは、個人的には非常に興味があります。

また、ハーバード方式なのでしょうか「良いこと」に対して「悪いこと」を明記しています。最初の満尾氏は、前述しましたが「食べる投資」と「食べない投資」と明確にしているし、津川氏は「健康に良い食品」と「健康に悪い食品」を明記しています。

これから、上記の2冊を熟読して、今後の自炊に活かしていきたいな〜なんて考えています。