ChromeアプリとChrome拡張機能の違いを理解する

2020年01月12日Chromebookの世界

Chromebookを本格的に利用しだして、一番戸惑ったのは「Chromeアプリ」と「Chrome拡張機能」とがあるといことでした。何がどう違うのか。極端に言えば、どっちが良いのか、に対する回答でした。

今や日常利用の「LINE」というアプリケーション。通常はAndroidスマートホンやタブレットで利用していますが、当然、Chromebookでも利用したいわけです。

Androidアプリをダウンロードして利用しても良いのでしょうけど、せっかくですからChromebook版を利用したい。ところが「Chromeウェブストア」で検索すると、「アプリ」と「拡張機能」とがある!

両者の違いを表にしておきましょう!参考にしたのは、「Chrome拡張機能とChromeアプリの違いとは?どっちがいいの?簡単に説明します」です。

Chrome拡張機能Chromeアプリ
Chromeブラウザを起動しないと使えない!Chromeを起動しなくても使える!
ネットに接続していないと使えない!オフライン環境でも使える!
Chromeブラウザの拡張機能バーに表示され、そこから起動する(あるいはバックグラウンドで動いている)!ネイティブアプリのようにアプリアイコン(ショートカット)から起動する!

どちらがベターかという質問への回答は無さそうですが、上記を理解していれば充分なような気がします。重要なことは、「Chrome拡張機能」は、あくまでもウェブブラウザである「Google Chrome」の機能を拡張する目的であること。Windows版の「Google Chrome」でも同じ機能を利用することができます。

一方、「Chromeアプリ」は、Chrome OS 用のアプリは継続的に提供されるようですが、以下、注意が必要のようです。

ウェブブラウザー「Chrome」向けに「Chromeウェブストア」で配布している「Chromeアプリ」の提供を2018年までに終了すると発表した。

Chromeアプリは、HTML5やCSS、JavaScriptといったウェブで使われている技術で開発されたアプリ。2013年からWindows/Mac/LinuxのChromeブラウザー向けに提供されている。ChromeアプリはChrome OS向けにも提供されているが、こちらは継続して提供される。また、Chromeウェブストアでは、Chromeブラウザー向けに拡張機能とテーマも提供されているが、これらの提供も継続される。

引用元:「Google、Chromeブラウザー向けの「Chromeアプリ」の提供を2018年までに終了 -INTERNET Watch」より

今後のGoogleの動向に注目です!

【追記:2020年1月17日】
Chrome OS 向けのアプリがサポート終了のようです!ただ、以下の通りのようですので注意が必要ですね。

すでに多くのメディアで取り上げられていますが、Googleが2022年6月にChromeアプリのサポートを終了することを発表し、そのスケジュールもアナウンスされました。

ここで誤解しないで頂きたいのは、ウェブブラウザのChromeが終了するわけではなくブラウザのChrome上から“Chromeウェブストアを通じてインストールするタイプのアプリが終了“するということです。

引用元:「Chromeストアアプリのサポートが2022年6月で終了となり、今後はWebアプリなどへ | HelenTech」より