10月 242014
 

大沢在昌(おおさわありまさ)氏の「新宿鮫シリーズ」を現在読書中ですが、知る人ぞ知る「警察小説」の代表作ですよね。現在シリーズの 9 作目である「狼花」を読んでいます。やっぱり面白いですね~個人的には、大沢氏の著作は、殺しの生々しいシーンが少ないこと、対峙する登場人物の心理描写が詳細と感じることがはまっている理由なのですが、もともとは、冒険小説の作家として知ったのがきっかけでした。

残念ながら、「冒険小説」に関しての明確な定義はありませんが、登場人物の心理描写をメインにしているミステリー小説、ということらしいのですが・・・どうやら日本独特の分類らしい!

さて、上記の「狼花」の解説に「警察小説と冒険小説は仲のいい兄弟のような関係」という事が示されていて、とても興味深いのでちょっと備忘録として引用しておきます。

「新宿鮫」の活躍に刺激されて、横山秀夫、佐々木譲、高村薫、乃南アサ、今野敏、堂場瞬一、雫井脩介、誉田哲也といった実力家の作家たちが相次いでこの分野に進出(中略)このうち佐々木氏と今野氏は、出発点は大沢氏と同じハードボイルド・冒険小説だった(中略)現在の「警察小説の時代」は「冒険小説の時代」から派生し発展したもの

なるほど!こうした解説は、大沢氏からどこへ向かえばいいのかに関するヒントにしてくれます。ちょっと飽きっぽい私には、「新宿鮫シリーズ」を読了後、佐々木氏や今野氏の本を読んでみようかな~と感じさせてくれます。そもそそも読んでみたいとは思っていましたが、なかなか実際に購入するまでには至っていませんでしたし。

【追記:2014年10月26日】
佐々木譲氏の冒険小説としてリストされている文庫を下記に示しておきます。

  • 第二次大戦三部作
    1. ベルリン飛行指令(1993年1月 新潮文庫)
    2. エトロフ発緊急電(1994年1月 新潮文庫)
    3. ストックホルムの密使(1997年12月 新潮文庫)
  • 昭南島に蘭ありや(2008年7月 中公文庫)
  • 総督と呼ばれた男(2000年8月 集英社文庫)
  • ワシントン封印工作(2010年10月 文春文庫)
  • 鷲と虎(2001年9月 角川文庫)

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