2月 252014
 

冒険小説というキーワードから笹本稜平氏と樋口明雄氏を読み漁っていますが、そもそも日本の冒険小説の起源はどこなんだろう、なんて考えるわけです。

推移実前に読了した笹本稜平著「フォックス・ストーン」(文春文庫:2005年08月)ですが、笹本氏の書籍にしては、ちょっと冒険小説とは離れているような気がする・・・この文庫にも解説があって「80年代に花開いた国産冒険小説・ハードボイルド小説が、90年代に失速」という事項が気になって。以前にも、同じような論説があったな~って。

そこで、何度も何度読み返している北上次郎著「日本推理作家協会賞受賞作全集(77)冒険小説論」(双葉文庫:2008年06月)を検索してみました。やっぱりありました!

「80年代のオデッセイア」というセクションが、正に日本の冒険小説に関しての記述があります。

日本の冒険小説の幕開けは、昭和52年・・・とあり、詳細が記述されていますが、それよりも「日本の現代冒険小説の幕開け」として、以下のような記述がありますので引用しておきましょう。

日本の現代冒険小説はその作品から考えると、志水辰夫と北方健三が登場した昭和56年、すなわち1981年を真の始まりとしなければならない。つまり80年代の開幕と同時に日本の現代冒険小説も始まった。

志水辰夫氏と北方健三氏・・・80年代に出版された書籍を読み漁ってみるのも冒険小説ファンとしてはやってみた方が良いのかもしれませんね。まだまだ、ファンの領域には達していませんが・・・まずは、本当に冒険小説が好きなのかを自分で回答を見つける必要がありそうです。


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